【書評ブログ】インプット大全 「限られた時間で良質な学びを手に入れる」を読んで感じたこと
2020.10.4 更新
書店でよく目にしていたこの本を購入し、読んでみました。
この著者のファンになってしまいました。
毎日更新として
- メルマガ
- ブログ
- YouTube
継続活動として
- 執筆
- 出版
- セミナー
もう、スーパーマンです。
今回は概要と私が付箋を貼った箇所とその感想を記しています。
青字部分が感想です。
また、YouTubeも合わせてご覧下さい。
【書評VOL.2】この本を読んででアウトプットを意識する様になりました。
目次
- 概要
- インプットの基本法則[RULES]
- 科学的に記憶に残る本の読み方[READ]
- 学びの理解が深まる話の聞き方[LISTEN]
- すべてを自己成長に変えるものの見方[WHACH]
- 最短で最大効率のインターネット活用術[INTERNET]
- あらゆる能力を引き出す最強の学び方[LEARN]
- インプット力を飛躍させる方法〈応用編〉[ADVANCED]
- まとめ
概要
精神科医である著者の数万時間という経験と検証データに基づく内容であり、アウトプットにつなげるための、効率的に学んで忘れないインプット方法について述べられている。
大きくは7つ
- RULES
- READ
- LISTEN
- WHACH
- INTERNET
- LEARN
- ADVANCED
に章が分けられ分かりやすく解説されている。
必要な情報の精度、それらから何をアウトプットするのか考えながら情報を収集することを勧めている。
図解が多く、初めてこの考え方を知った方も理解しやすいと思います。
仕事の考え方で、困ったときの指南書としての1冊におすすめ。
インプットの基本法則[RULES]
カクテルパーティー効果
- 本当に必要な情報以外は捨てる勇気を
1日30分で20個の情報を見ていれば、1週間で140個(20個×7日)の情報に触れている。
しかし、記憶に残っているのはたったの4個。
情報吸収率=3%
言い方を変えると97%は忘れているという。
140個の中には必要のない情報も含まれているという意味で、その(不要な)情報を捨てる努力が必要。
そのためには、必要な情報の何が欲しいか明確にする能力を高めること。[選択・仕分け]
自分に必要な情報の精査が必要と感じました。
といっても、いつかは必要な情報かもしれない、周りと話が合わないなどのリスクがあるので、これが一番難しいかもしれません。
やはり、テレビはノイズが多いと思いまので、最近はテレビを見る時間を減らしています。
逆にYouTubeを観る時間が増えましたが。
- 「なんとなく」読む、聞く、見るはNG
インプットとは、「読む」「聞く」「見る」と定義し、50分の授業を聞いて内容を全く覚えていなければ脳に情報が入力されておらず、インプットとは言えない。
それらは「ザル読み」「ザル聞き」「ザル見」でありNG。
望ましいのは、「注意深く読む(listen)」「注意深く聞く(look)」「注意深く見る(watch)」。
残念ながらほとんどの人はザル。
ハイ、ザルの一人です。
まずは、集中力を少しずつ身に着けれるよう邁進するしかありません。
年とともに、集中力が無くなっているような気がしますので。
- アウトプット前提=AZ(Autoputto Zentei)で行こう
アウトプット前提にすると、心理的プレッシャーがかかり緊張状態に陥ると、脳内物資ノルアドネラリンが分泌され、集中力が高まり、記憶力、思考力、判断力が高まる。
ブログというアウトプットがあればこの考え方を意識できることと理解しました。
最近なんでも、”ブログでどのように記事を書こうか”と考える思考になっています。
いい傾向です。
- 自分にとって大切な情報を自動的に選別
人が多い飲み会などガヤガヤしている時でも自分が意識している内容は、自然にキーワードで耳に入ってくることがあります。
これが「カクテル・パーティ」効果です。
自分の興味・関心アンテナを立てるだけで、脳は自然に必要な情報だけをピックアップする。
みなさんのキーワードは何でしょうか?
私は、ブログ、投資、自動車、音楽、映画などがキーワードであり、そのあたりには地獄耳になっています。
自然と耳に入ってきます。
カクテル・パーティ効果ですね。
科学的に記憶に残る本の読み方[READ]
- 小説を読む
ビジネス書を読むより、脳の活性、共感力がつく、創造性増加、ストレス解消効果などのメリットがある。
小生は全く読みませんが、少しずつ余裕ができたら取り入れようと思います。
小説より映画派です。
半沢直樹もドラマ派です。
- 電子書籍を読む
「記憶力」「理解力」においては「紙」の方が有利。
持ち歩き(1000冊以上)、全文検索、マーカー、書き込み、読み放題サービスにおいては「電子」の方が有利。
これは資産の考え方で、電子書籍として買うものは決めています。
ipadに入れて出張の際にとても便利です。
ブログ用の資料としてもとても便利です。
yahooプレミアム会員でもあるので雑誌なども見放題です。
学びの理解が深まる話の聞き方[LISTEN]
ソクラテスの「無知の知」
- ノートをとるのは本当に重要なポイントだけ
セミナーでは需要な気付きを得た時だけノートをとる。
ノートを書くときは下を向くため「ザル」。
講師を見て話を聞く時間(インプット):ノート時間(アウトプット)=7:3
私はこの能力が欲しい人間です。
何でもかんでもノートにメモを残してしまいます。
さらに字が雑。
まずは意識するところから始めます。
- 目的をもって聞く(効率的に聞く1)
セミナーに参加したときに、
「これだけは持って帰ろう」
「なんとなく役に立つ情報を知りたい」
では前者はしっかりとインプットを持って帰ることができる。
後者は聞き流すサイクル。
セミナー開始前に3つ目的をノートに書いておくことを推奨。
その通りだとおもいますが、私はなんとなく派ということが分かりました。
精進します。
- 質問を前提に聞く(効率的に聞く2)
質問ができるということは、人の話を聞いて、自分は何がわかって、何が分からないかを知っている状態。
ソクラテスの「無知の知」は、「自分が分かったつもりになっている」状態は愚かであり、「自分が分からないことをしっている」状態が賢いことであり、まさにこのことである。
自分の得意分野では問題ない内容と思いますが、不得意分野では分かったフリでその場をしのぐ癖があります。
こころに刺さった内容でした。
ソクラテス。。。。すごい。
すべてを自己成長に変えるものの見方[WHACH]
シャーロックホームズの能力
- 相手の心をとらえ、変化や流行にも敏感に
シャーロックホームズはワトソンと出会った瞬間に、その観察能力でバックグラウンドを言い当てた。
元軍医であると。
雰囲気、日焼け跡、顔つき、けが、腕の動かし方などの観察に基づいたインプットで判断。
仕事柄、仕入先様との打ち合わせなどは、相手を観察してコチラの欲しい答えが出るように誘導しています。
ただ、ホームズほどの能力はありません。
感性を常に磨く必要があります。
- 「観察+なぜ?」の繰り返しでトレーニング
あとでブログに書くなどアウトプット前提にすると、物事に集中し、観察し、なぜ?と疑問が自然にでる。
日常生活で「なぜ?」を習慣にすると新しい知識を得ることが可能。
知らない世界が少なくなり、なんでも説明ができる能力になる。(成長の伸びしろ)
問題解決の手法で「なぜなぜ分析」というものがありますが、これは原因を追究するための手法です。
ここでの「なぜ」は物事のロジックのことであり、その物事に「興味」を持つことが大切ということを学びました。
しかし、これも難しい内容です。
精進。
- 見直す
2週間に3回以上のインプットで記憶が定着する。
初めのインプットから2週間なにもしないと、ほとんど忘れる。
2週間に3回以上のインプットである程度記憶に残る。
打ち合わせ5分前にはノートを見直し、記憶をBESTな状態にいておくことが良い。
何度も見る癖をつけて、しっかりと記憶に残らせる訓練を行うことにします。
- メモを見直す
メモの整理(まとめ・分類・追記など)を行うことにより、意外な発見、あるいは「発想、ひらめきの連鎖」が起こる。
メモした時よりも数か月するとビッグアイデアになる場合がある。
QC手法で言語をデータとして活用する手法があります。(データ分析)
それと少し類似していると感じました。
ただ、メモのリンク(関連性)などは、感性、センスが必要な内容であり、難易度が高いと感じました。
ビックアイデアを生み出したいという想いありきです。(データの活用)
- 見ない
休憩時間にスマホを見るのは脳科学的にもっともよくない時間の使い方である。
脳を疲れさせ、休憩にならない。
普段パソコンで脳は「見る」「読む」ことで疲れているので、休憩時間ぐらいは脳を解放させることがよい。
それは、
目をつぶる
こと。(最低5分間)
これ、実践しています。
休憩時間に目をつぶっています。
本当にすっきりすることにびっくりしました。
継続して効果をみてみます。
最短で最大効率のインターネット活用術[INTERNET]
- 情報と知識の最適バランスは3:7以下
情報(時間とともに劣化)・・・ネットや新聞から得られる
知識(劣化しない)・・・本や人から得られる
知識のアウトプットは「知恵」。
現在必要な情報はTwitterで得るように変更しました。
あと、読書による知識吸収を継続しています。
- 朝イチでメールチェックをしない
一日の中で最も集中力が高い時間帯は「朝」。
言い換えると「脳のゴールデンタイム」。
仕事では、開始直後の30分であり、その30分の使い方で1日が決まる。
朝のメールチェックよりも重要な仕事を優先することを推奨。
活用してみて効果を検証します。
でも、朝って、メールって気になってしまうんですよね。
キュレーション
- 「専門家」が発信する正しい情報を受け取る
信頼できるキュレーター(専門家)をフォローし必要な情報だけを受ける。
その分野のお情報を整理、選択して、重要で正しい情報だけを発信してくれるキーマンが「キュレーター」。
Twitterの活用です。
- ニュースの8割は自分にとって不要
デメリットは「ネガティブニュース」「自分に必要なニュースはせいぜい2割」「考えが偏る」「脳のゴールデンタイムを破壊」である。
・アメリカ大統領の発言
・交通事故
・芸能人のゴシップ
・スポーツの結果など
必要なニュースは自分の仕事に関連したものと定義。
時事的な内容は知っていないといけないと思っていましたが、よく考えてみたら、確率的に時事ネタの話すタイミングって少ないことに気づきました。
あらゆる能力を引き出す最強の学び方[LEARN]
メンターの存在
- 「そうなりたい人」を徹底的に真似る
「人生の師匠」「人生の目標とする人物」が明確であると、自己成長が猛烈に加速する。
心理学でいう「モデリング(対象物の真似)」が働くため。
例えば、古いですがアムラー(安室奈美恵さん)などリスペクトされる人物。
これは必要と思います。
若い時ギターが弾きたくて、初メンターはブルーハーツの真島昌利さんでした。
弾き方、音など研究しました。
そのあとは、純太、ベンジー、EDDIEなどへメンターが変化しました。
- 能動的娯楽
集中力、ボードゲーム、楽器演奏、ダンス、スポーツなど、集中力、目標設定、スキル向上を要するものが自己投資、自己成長のチャンス。
楽器演奏(ギター)を趣味としていたので自然に能動的娯楽を行っていました。
- 旅に出る
「気づき、学びが得られる」「視野が広がる」「危機管理能力が高まる」「感動する」「絆が深まる」「日本のいいところ、悪いところが分かる(特に海外に行った時の気づき)」「成長する」
自分のできる範囲で、将来を担う子供に旅をさせようと思いました。
この内容を意識して旅に出るのと、出ないのでは成長速度は変わると思いました。
インプット力を飛躍させる方法〈応用編〉[ADVANCED]
- 精緻化して覚える
インプットからアウトプットへの処理は「記銘」「保持」「想起」の3つのプロセスを経て行われる。
精緻化はこのプロセスを強化する最強の記憶術である。
その考え方は、「追記」「関連付け」「言い換え」「ストーリー化」「整理、まとめ(体制化)」「視覚化」「省察」である。
とにかく、時間を確保し、この作業を行うことが大切です。
焦らずゆっくりと。
- 今のインプットの効果は10年後に実感できる
インプットされた「情報」「知識」は時間をかけて「習慣」になり、自身の身につき、血肉となり一体化する。
それが、だいたい10年ぐらい。
これはなんとなく理解できます。
10年前に勉強した投資が今、実践という形で一体化しています。
投資もおなじですが、時間を味方につける必要があることを学びました。
まとめ
継続は力なりを体現されている著者の考え方には説得力を感じます。
著者のYoutubeは登録しました(笑)。
この本を読んで、自分が次に何の能力を高めないといけないのか、それを常に意識する方法など課題が明確になりました。(自分の弱み)
頭の中にうっすらと思っている、感じていることが明文化された書籍でした。
おすすめです。
おしまい。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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